カンペキな対策

古い噴霧器とお爺さん

ハクビシン対策の今後

ハクビシンは日本に本来は生息していなかった動物であって、明治時代以降に毛皮をとることを目的として大陸から輸入された外来種です。そうした輸入個体のうち一部が飼育施設から逃げ出し、そうした個体が野生化して定着しました。日本において野生の個体が確認されたのは昭和の初めごろであり、昭和の中頃には広い範囲で生息が確認されました。生息数が増えているのかどうかは判然としないものの、都市部においてその個体を見かける機会は増えており、都市部など人間の生活圏に順応している様子がうかがえます。人間との距離が近づくにつれて、人間にとって被害をもたらすことも多くあり、早急な対策が求められています。特に果物が好物であるハクビシンは果樹園などに出没して、果物を食い散らかすなどの被害をもたらしています。また住宅に侵入して諸々の問題を引き起こすなどしており、こうした状況は増加しているため今後も引き続き対策が求められます。

駆除の注意点について

もしハクビシンによる住宅への侵入が確認されたなら、早急な対策をしなければなりません。それは屋根裏などを歩き回られることによる騒音被害や、糞尿などによる悪臭被害などをもたらすためです。また野生動物であるハクビシンにはダニやノミなど吸血性の昆虫が寄生していることも多く、間接的にこうした昆虫が家屋内へと浸入することもあります。ハクビシンへの対策について注意したいことがいくつかあります。ハクビシン対策においては駆除を行うことが最も効果的ですが、駆除をしただけでは対策としてはまだ不完全です。というのも侵入した個体を駆除したところで、別の個体が侵入してきて住み着いてしまえば元も子もないからです。侵入経路を割り出し、侵入口になる隙間や穴を塞いで、再びの侵入を防ぐことが大切です。